志望校(どこに行きたいか)について、定期的に子ども達と個々に話をしています。
入会のときに思っていた志望校から変わる子も、もちろんいますし、志望校別にやらせること・接し方・対策等も変わるので把握しておかないと、なのです。
さて、今回は5年生の頃からずっとA中学が第一志望だと聞いていたT君のお話
10月中頃
私「T君、今はどう思ってんの?」
T君「A中学60 智辯20 B中学20」
このときでした、初めて本人の口から智辯という2文字を聞きいたのは、、
そりゃ気づきます
「智辯にいきたいのか!?」と
(私、無理をさせて実績のために本人も親も望んでいないところを受けさせる、誘導するということは塾をつくった14年前から1度もしていません。
喜んでもらい、信頼を勝ち取ることのが仕事なので)
ですが、そこからすぐ日能研テストを挟み1週間程様子を見てから再度話してみました。
私「行きたい学校を%で」
T君「A中学60 智辯30 B中学10」
智辯30っ!
前より10上がってるっ!
「(お前本当にいきたいのは智辯なんじゃないかっ!)」←心の声
T君の軽い紹介
大人しく謙虚ながらもコツコツ真面目に強い気持ちで頑張る子
「智辯30」この台詞で決めました
行きたいなら、いこや!と
A中学校に受かる偏差値は毎回テストで取れているけど 智辯は充分には届いていない。
「(あと1ヶ月、2ヶ月早く言ってー 涙)」の心の声は押しころし
今年は彼にドラマを見せてもらおう、「まだ、間に合う急げ、一緒に走るぞ」と
走ってくれました。
時間がないので、残りの2ヶ月間個別もつけて過去問をみました、個別の隣で教えている中学生Hさんと「侍やね」「あんなに頑張ってるなら受かってほしい」と
私とHさんの応援丸出しオーラを受け、ギリギリ年末まで続く算数のスランプにも打ち勝ち、ただひたすらに頑張ってくれました。
結果 智辯合格
昨今、安全に安全に、勝負する子・家庭が減ってきたように感じますが
彼は彼の意志で強いものと戦うことを選び、頑張って合格・勝利を勝ち取りました。
この気持ちや姿勢を大学受験、仕事をする人になってもずっと持ち続けてほしい。
今年も全員とじっくり向き合い、全員で第一志望合格達成です!
もちろん個々にドラマがあり、みんなおめでとう、全員に「◯◯でしたで賞」と名前がつきますが
その中でも『美しかったで賞』のT君の合格を記しておきます☆
浅川
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